Please My Friend

 2010年12月18日。世間一般では特に何がある日というわけではない。
しかし、鎌倉にある巨大学園、銀誓館学園の生徒たちの間には張り詰めた雰囲気が漂っていた。
妖狐の拠点となった敦賀市に攻め込み、奪い返す……『敦賀市攻略戦』を次の日に控えているからだ。これは、そんな夜の話。

 浅野家。突然鳴ったチャイムに浅野・クリューナ夢衣は洗い物をする手を止めた。
(「何だろう、回覧板かな?」)
 使い慣れたエプロンで手を拭きつつ返事をする。そして食堂出口にあるスピーカーへ。スイッチを押すと外のインターフォンを通して会話できる仕組み……説明するのも馬鹿馬鹿しい、何処の家にでもだいたいある機能である。クリュは能力者であるため、一般人から物理的危害を加えられる可能性はないに等しいがやはり年頃の少女だ、夜の来客相手に注意をするのは普通のことだろう。性格を鑑みるに、そんな危険性を考慮したというよりはただの癖のようなものかもしれないが。
「はい、浅野です」
 ちょっと話の長い隣のおばさんの顔を思い出していたクリュに届いた返事は意外なものだった。決して大きな声ではないが、力強い、それでいて遠慮がちな
「………平賀、です」
 友人、平賀・双葉の声である。

 ここで良いからと言う双葉を家に招き入れるのに五分、寒いからと説得してお茶を飲ませるまで五分。無駄なのか何なのかよくわからない時間が過ぎた。微妙に居心地が悪そうな双葉を見て思う。
(「もっと家に呼んでみようかな」)
 彼女が自分から訪ねてくることはほとんどないが、呼べば来るだろう。そして多分喜んでくれる……と、思う。何かと一歩引く性質のこの友達が、自分に我がままを言う日が来るだろうか。
「明日のことなんだけれど。………クリュは1人?」
 考えに没頭しかけたクリュの意識を引き戻す双葉の言葉。明日、つまり敦賀市攻略戦において1人で行動するのかという質問だ。友人との日常から戦争へ、思考を切り替える。
「うん、1人だけど?」
意図が判らないので続きを促す。見ると双葉は顔を合わせるのが辛いのかやや伏せ気味にしていた。しかし『人と話すときは相手の目を見ること』を馬鹿正直に守るためだろうか、自分を見ている。簡単に言うと上目遣いというやつになる。……そう呼ぶにはあまりにも真剣でぶっちゃけちょっと怖いけれど。そんな必死の形相で双葉が言った言葉は
「それなら………その、満葉と一緒にいてくれないかしら」
 ……ああ。ストン、と何かが落ちるような感覚とともに合点が行く。双葉らしい、不器用で微笑ましいお願い。クリュは自分を姉と慕う年下の友人たちを思い浮かべた。彼女たちがこんなことを言ってきたなら、抱き締めて撫でてあげるのに。
「勿論いいよ、任せて。断る必要も意味も思いつかないよ」
 行動に移せない分、自分の気持ちを笑顔に変えて返事をする。それと同時に断るたった一つの理由と、それを告げるための言葉が思いついた。
(「そんなに大切なら、自分が一緒にいてあげたらどうかな?」)
 多分、断るならこう。でも……まだ、そう言うべきときじゃない。いつか双葉が自分でそう思って、それでも踏み出せない時が来たら……。
「ん、有り難う」
 いつもの無表情に戻って御礼を言う双葉を見ながら、クリュはそんなことを思うのだった。



 その数分後、一度は帰った双葉が再びやって来て「………私から頼まれたことは言わないでね」と言ったときに撫でなかったことは、きっと褒められてもいいと思う。

初めに。

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5:’TUTIGUMO’ Onlyはシャレです

●テーマ区分
初めに。:基本的なルールを記載
設定。:設定語り。主にPL視点
出来事。:日記のようなもの。主にPC視点

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 このページに使われるイラストは、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、平賀・双葉が作成を依頼したものです。
 イラストの使用権は平賀・双葉に、著作権は笹井サキ、cosame、Bee、GEN、東原史真、ちー、飛鷹棗、茶、エクスデス、あにゅ(敬称略、納品順)に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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団長のお仕事

 12月25日。イエス・キリストの誕生日とされ、暫く前から何かと賑やかな時期である
子供たちはパーティとプレゼントで喜び、若い男女は愛を囁きあい、時には告白しちゃったりもするのだ
さて、そんな日にそわそわする1人の少女がいた。名は平賀・双葉
眠そうな顔か怒ったような顔をしていることに定評のある少女である
彼女は時計を睨みつけながら制服に着替え外出の準備をしていた
「あれ、双葉様………おでかけですか?」
そんな双葉に遠慮がちに声をかけたのは、彼女の妹にあたる平賀・満葉だった
「ん。少し出かけてくるわ」
くっと口を一文字に引き締め、瞳に意志の光を宿らせて双葉が言う
そんな双葉の様子に何か重大な使命の気配を感じ、満葉はそれ以上聞くことをやめた
「いってらっしゃいませ。御武運を」
「………ええ、有り難う」
そして双葉は’出陣’する

………売れ残りのケーキを買いに








【おまけ】
「万葉様、双葉様は何処へ行かれたのでしょうか」
「さぁて?ケーキでも買いに行ったんじゃないかね」
「………万葉様はいつもそうやってはぐらかします」
「あはは、その方が君の反応が面白いからだよ」
ツッコミはない

三女誕生!

と、いうわけで平賀姉妹が平賀3姉妹になりました
前々から(それこそ万葉登録の頃から)3にはしたいと思っていたんですけどね
設定を色々考えつつ☆に相談しつつしていたらこんなことに(笑)
↓の名付けのエピソードのSSは巫女こと稲田・琴音さんのPL様が書いて下さりました
名付けは私が候補を出して、2人で相談して決め、設定上は琴音ちゃんがつけたことにして頂きました
この場でもう一度深い感謝を述べさせていただきます
万葉と満葉、そして双葉も琴音PLさんがいなければ今のような子にはなっていなかったと思います
ありがとうございました

ちなみに本日完成したアイコンが4つありますが真顔(?)以外は3人いる育ての親から表情をもってきています
どれが誰か………とか考えると彼女の今後がちょっと心配ですね。どうなることやら

また、満葉初登校のSSも既に完成させていらっしゃるそうなので、あちらのブログも読んでくださいませ
………このままではうちの子なのかあちらの子なのかわからないので、早めに何か書きたいですね(笑)

次回は、3姉妹の設定をもう一度比較しつつ書いてみようかと

茂って野となれ、山となれ

(……あら)

琴音がいつものように主の家に入ろうとすると、表玄関にいた見知らぬ女の子とばったり目が合った。
小学生くらいの、とても可愛らしい子だ。もっとも、この学園では見た目はあまりあてにはならないのだけれど。
また、蜘蛛の巣に自ら踏み込んで来た物好きな客人だろうか。

「こんに」

挨拶をしようとした瞬間、琴音は首をかしげた。少女の発する雰囲気と、その眼差しはどこかで覚えが……。

「……もしかして、蜘蛛童?」

思考よりも先に、口がそう言葉を紡ぎ出していた。

「わかるんですか?」

少女は目を何とも素直にまん丸くしてきょとんとした。

「ふふ、巫女の勘ですよ。……そう、とうとう土蜘蛛になれたんですね。近いかとは思っていましたけど」

喜びと愛情をこめて琴音が見やれば、これまた何とも素直に頬をぱっと赤くして、表情明るく頷くのだ。

「もう蜘蛛童とは呼べませんね……何と呼んだらいいのかしら?」

「はい、頑張りました!あ、あのっ、琴音ねえさま。その事なんですけど、わたし、琴音ねえさまに名前を頂こうと待ってました!」

ねえさま、と呼ばれるのは琴音にとってはかなり破壊力抜群だった。思わず張ってしまいそうな胸の動きを押し止め、ひとまずその重大な発言について想いをめぐらせる。

「名前……私に、ですか?万葉先輩や双葉先輩ではなくて」

「はい、ねえさまがいいんです!」

琴音はさすがに悩んだ。この子は彼女の蜘蛛童だったわけではなく、そもそも彼女は平賀家に仕えるほうなのである。悩み、もう一度少女を見る。……きらきらした、期待と緊迫感に満ちた目が見えた。まじりっけなしの本気の眼差しだった。

「……さすがに私の一存では決めかねますから、先輩達にお伺いを立ててみますね。もし、それでお二人がよいと仰られたなら……」

腰をかがめ、視線を少女と合わせて優しく琴音は告げた。

「誠心誠意、あなたのための名前を考えましょう」

「はいっ!ありがとうございます、ねえさま!」

「ええ。ではいらっしゃい、一緒に参りましょう」

これで断られたならかなり居心地は悪いだろうが、琴音にはもうお伺いの結果が見えていた。並んで歩きながら、少女のひとつひとつを観察してはそのイメージをゆっくりと、しっかりと積み上げて文字を形づくって行く。









「それが望みならば、思うがままに」

「……。好きにすれば良いでしょう」









はたして、平賀姉妹の答えときたら一字一句彼女の予想と違ったところがなかったのだ。いや、それどころか言う時の態度までも。主達の御前を辞し、飛び跳ねんばかりにわくわくした様子の少女を連れて琴音は離れの座敷に行き、縁側に出た。そこからは、もうすっかり生い茂った濃密な庭の緑が一望できた。射し込む春のまぶしい光を背に座り、琴音はしばし少女を眺めた。何か考えているわけではなく、ちょっと間をもたせてあげるだけだ。少しして、期待に耐えきれなくなった少女がとうとう口を開こうとした瞬間を見計らって、琴音は先手を打った。

「あなたのお名前ですけど」

言葉の出がかりを抑えられ、少女は目を白黒させる。琴音は、いつも蜘蛛童の頃に彼女に対してそうしていたように悪戯っぽく微笑んだ。慌てるのはよくないですよ、とばかりに。

「実は、もう考えついていたのです。先ほど、先輩達の御前を辞したときに」

「……え」

まだ流れを戻せずに目を白黒させている彼女にすい、と膝を寄せ、琴音はそのやわらかな頬に優しく手をそえた。そして、しっかりと視線を合わせた。これから渡す名前をしっかり彼女の奥まで刻み込めるよう、そしてその名に彼女や彼女の主たちの心が色あせることなく篭るように。

「万に茂った樹は、言の葉を種に新たな双葉を芽吹かせました」

その血の色、すなわち母の色の瞳と同じようにあかくあれ。

「そして、双葉は夜を越え、限りなき空と光を受けて伸び、また種を生しました」

さらさらと流れるその黒き糸と同じように優しくあれ。

「ならば、私は再びかくあれかしと願いましょう。あなたの葉が満ち、そしてあなたの周りが更なる葉で満ちますように」

琴音は両手を伸ばし、自らも受け取った、営々と受け継がれ続けてきた親たちの万感の想い全てをこめて少女を抱きしめ、そっと告げた。

「万葉を受け、双葉に続くもの満葉(みつは)……あなたが頂いたもの全てを誇り、幸せに生きなさい」







数瞬の時を経て、琴音はゆっくりと身を離す。少女――満葉は夢の中にいるかのようにぽうっとしていたが、その瞳の奥には確かにもう何物かが生まれていた。彼女は自らの名をしかと受け入れ、何者かになったのだ。

いまだに漂う不思議な空気を壊すのが惜しくて、二人とも口を開かない。ただ、まっすぐに見詰め合っていた。しかしやがて、一陣の春風がそんな場をさっと爽やかに吹き払った。琴音が先に口を開く。

「あなたが変わり始めたのとちょうど同じころ、双葉先輩もなんだか少し様子が変わりました。何かお話しましたか?」

満葉はきょとんと目を瞬かせ、それから考え込んだ。長々と考え込んで、ようやく口を開いた。

「はい。でも、何を話したかは……その、ごめんなさい。なんだか、話さないほうがいい気がするんです」

心底申し訳なさそうなその顔を見て、琴音は小さく笑った。

「それでいいんですよ。あなたは優しい子ですね。そして、賢い子」

ほめた瞬間、満葉の目に反射的に何かが浮かんだ。琴音は少し考え、それが何であるかに思い至った。自分も時々こんな風なのだろうか、と思わずむず痒くなってしまう。彼女が蜘蛛童だったとき、ほめた後はいつだってそうしていたから……琴音は手を伸ばし、満葉の頭をそっと撫でてやった。彼女は照れながら、くすぐったそうに目を瞑る。

「……詳しいことがわからなくとも、あなたがあの方に大事な何かを与え返したのは判ります。私からもありがとうございます、満葉」

ささやいて、琴音はもう一度満葉を抱きしめた。その未来に無限の繁栄があるよう祈りながら……。

秋告げる生命の祭り~筥崎宮放生会(ほうじょうや)~仮プレ

【五色のおはじき】で【1】露店巡り
浅野・クリューナ夢衣のことはクリュ
他の人は名を呼び捨て
(お化け屋敷を出て来たところ)
妖怪が人間に怯えてどうするのよ、と全く平気
普段皆に姉様とか呼ばれているクリュが怖がっている姿にはちょっぴり優越感
ちょっとくらい(抱き)絞められても余裕をもって宥めてあげるわ
未だにお祭りって何を楽しむかはわからないけれど、皆を眺めているのは退屈ではないわね


【お土産】
今日の記念品を。お任せで

土蜘蛛様は見てる。

 平賀家の家屋は昔ながらの木造日本家屋である。
いつからあるのか、誰が作ったのか、そこいらも謎ではあるがその謎を解くことに意味はないだろう。
少なくとも、今から語られる小さな出来事とは関係ない。
………関係あるのは平賀家が木造だろいうことくらい。


 ある朝、双葉が姉の部屋の前を通ると、姉が天井を見上げているのが目に入った。
釣られて目線を天井にやるが、特に何があるわけでもない。
双葉は声をかけてみた。
「………姉様、何を見ているの?」
「天井だね」
「………天井の何を見ているの?」
「木目模様を見ているよ」
「………何でそんなものを見ているの?」
「木目模様が顔に見えて怖かったという話を思い出してね。うちにもないものかと」
「………良い暇つぶしになりそうね」
 返事はない。
はぁ、とため息を一つ吐き、双葉は外へ向かおうとした。
「あ。」
 理性は気にしたら負けだと告げる。
しかし、不幸なことに双葉は好奇心が旺盛な部類の生き物だった。
つい立ち止まってまた聞いてしまう。
「………何か見つかったの?」
 問い掛けに応じて視線を下ろし、自分へと目を向けた姉の表情を見て双葉は後悔した。
姉は、何だかとても楽しそうだ。そして言う。
「あの辺りの模様が浅野の顔に見えないかい?」


 それから。
自分の部屋へ来た時、ちらっと一瞬天井を気にする妹を見て、姉は大層楽しそうにしていると言う。

大変どうでもいい話

かなりの駄文。

1:更新頻度をあげるにはどうすればいいか
キャラでは毎日出来事があるわけじゃないので難しいですよね
つまりPLの日記もまぜてしまえばいいのか→何か違う
 対談でもさせる→キャラが崩れる
キャラが崩れるって結構笑い話のよーに語られますが、重大ですよね
うちの場合は積極的に他キャラを明かさない程度気を使ってます
平賀姉妹だけのブログなのもそのへんが理由です
人づてに「平賀さんとこの姉妹はRPに芯がある」とか言われてると聞いて舞い上がってますが
背後だだ漏れなあの子と同背後だと知ったらどう思われるんだろうか
住み分けしすぎて、お互いが出会ったときどんな反応するのかわかんないなあ
平賀姉妹は割と日常会話思いつきますけど

2:双葉の思考
彼氏と割と悲しい別れになってしまった双葉さんですが
RP的に彼女の思考を色々考えてみたんですよ
で、やりそうなこととかしそうな行動を思いついたんですね
………暗すぎないかなあ。うーん
不特定多数の人相手にする会話ではない(→MD向けではない)
けど、閉じられた流れで完結させたくない(→万葉から双葉へ回答してもつまらない)
よーな内容
誤解を恐れないで言うなら万葉は双葉のために作られた補完用の存在なんですよね
双葉は「疑問」をもってそれの「回答」を得ることで成長する子
万葉はもう成長せず、双葉に対する一種の「指針」になる子 です
まあ「閉じられた~」というのは私の欲求なので無視すればいいんですが
問題は回答させるにしても、私にも答えがないということでしょうか
だから誰かと会話させたいものの、さらっと雑談で出すには重過ぎるかなぁと
むーん

「死者の帰る時期に」の話。

先日、MDでした会話を元にしたSSです。
………というかほぼログそのままですね。
なので会話相手さんの許可は頂いております。
特定は容易ですけど、一応伏せということで。

ちなみに相手の方はキャラ発言という形ではなく、
GMメモと地の文(というのが正しいかはわかりませんが)で意思疎通しておりました。
ちょっといいなーと思いました。
つまり傍から見ると完全に双葉の独り言なんです。

本当に双葉が勝手に墓参りに来て、
そこでお墓に語りかけて、
会話したような気になった。

そんなお話。
でもそれでいいんですよ。
「思うのは自由 するのは勝手」なんですから。

死者の帰る時期に

それはある墓の前での出来事。
………ある少女の、独白。


「そう言えば、死人が帰ってくる時期なのね」

そんな時期だから自分は来たのだろうか?と己に問いかけるような言葉。

「知っているかしら。無限繁栄が使われると、土蜘蛛は本当に帰ってくるのよ?」

死者が帰る、そんな常識外の出来事を少女は当然のように語る。

「………生命賛歌にはそんな力はないのよね。むしろ、そのせいで馬鹿なヒトが増えているのかしら」

ふ、と誰かが苦笑したような気配。きっとそれは少女の苦笑なのだろう。

「まあこうやって語りかけているのも、とても馬鹿なことよね」

少女は周囲を見回し、人影のないことを確認した。

「命がけで戦って、戻ってきてそのまま学校行事で騒ぐ。………おかしな場所だわ。普通の神経ではないわね。でもサンダーバードのヒトだったかしら、いつか言っていたわ。それこそが生命賛歌の力の源だって」

一度視線を落とし、上げる。表情は悲しそうな、けれども笑顔。

「実は私ね、恋をしたのよ。………もう振られてしまったのだけれど」

少女は、まるで誰かが聞いているかのように話す。

「ねえ、私にもちょっと判ったのかしら?そういうこと。………だから、だからやってみるわね。結社の団長。あまり熱心に勧誘して大勢集まって、という場所でもないだろうから、それなりに」

今はいない誰かを思い出しつつ少女は語る。

「ただ、こういう場所を気楽だと思うヒトが、退屈しない程度にお話出来る場所として」

緩い風に混じって、幽かに声が聞こえたような気がする。少女はふぅ、と溜息。

「私も学園に毒されたわね。人間みたいになったかしら。本当に死人が帰ってきて、話しているような気になってしまったわ」

何時までも留まろうした魂、それこそが残留思念となるのなら、その『気配』も留まろうとすれば、じきにゴーストと成り果ててしまうのだろう。

「なったらなったで、退治するだけなのだけれど」

くすりと笑う。それはもう、本当に誰かと会話しているかのよう。

「でも、出来れば勘弁して欲しいわ」

――俺もだ――

「そう、じゃあこれっきりにしましょうね。………いつだったか、前に言われたことがあるのよ。別れの挨拶をしたときに『今生の別れでもないだろうに』みたいなこと。でも、今回ばかりは私が正しいわよね」

常識外の死を迎えた者は、忘れ去られ行く運命にある。こうして誰かが尋ねて来るだけで、嬉しいものなのかも知れない。寂しがりやにとっては、特に。少女はいつもの、しかし意味は違う言葉を告げる。

「おやすみなさい。………さよなら」

去ろうとした少女が足を止めて振り返った。その顔に浮かぶのは悪戯っぽい笑み。

「私は今も人間はあまり好きではないけれど」

消え行く誰かに届くように。普段の彼女を知る者が見れば驚くような大きな声で。

「来訪者を嫌う人間は、嫌いではないわよ」

今度こそ振り返ることはなく、少女はその場を去って行った

終わり

「………ただいま」

「おや、おかえり。………どうしたね?」

「振られたわ」

「へぇ、それはまたどうして」

「私より好きな人が出来たのですって。私と付き合っているとその人が悲しむからみたい」

「ふむ、それじゃあしょうがないね」

「ええ、そうね。………姉様」

「何だい?」

「失うのは、悲しいわね」

「ああ、悲しいことだよ」

「姉様は失ったことがあるの?」

「ああ、あるとも。だから………」

「?」

「出来れば、お前は失われないで欲しいかな」

「姉様」

「何だい?」

「気持ち悪いわ」

「そう思ってくれたなら、言った甲斐があるというものだよ」

「………」




有り難う。最後にそう言ったのはどちらだったか

古い過去の話。

 やぁ、いらっしゃい。………どうしたんだい?
誰もいないのかって?そうだね、まだ早いから。
やることも話題もない。まあ、それも良いじゃないか。
………何だい?じっとこちらを見て。照れてしまうよ。
わしなど見るより夕日でも見ている方が楽しいよ、きっと。
ああ、夕日を見ると思い出すねえ………。
うん?ちょっとした昔話だよ。
ふむ、聞きたいのか。じゃあしてあげよう。
あまり面白くないと思うがね。


 夕焼け時の山奥を娘が一人歩いていく。
ふらり、ふらりとあても無く。散歩と呼ぶにはあまりに意味がない歩み。
白い肌に黒く長い髪。女性らしい丸みを帯びたか弱そうな姿。
だが娘は薄暗い道に怯えることも無い。
娘は怯える側ではなく、恐れを与える側なのだ。
気配を察知した動物達は進路から退き、歩む道には意志の気配は無い。
娘はそんな道が好きだった。

 やがて娘は森を抜けて崖に出た。
そこは夕日の見られるお気に入りの場所である。
いつものように進み出ようとし、先客に気付いた。
先客はその場所に胡坐をかき目を閉じている。
引き締まった身体つきは戦うために鍛えられた者のそれだ。
「………君は誰だい?」
 面白がっているような響きを含みながらも冷たい声。
興味しかなく、それすらすぐに捨て去りそうな質問。
「俺は退治屋だ。………この辺りに人に害をなすバケモノが出ると聞いてね」
 対して返るは穏やかな声。先客………男は続ける。
「娘さん、ここは危険だから早く去った方がいいよ」
 娘はわざとらしくため息をつき、答えた。
「やれやれ、危険な場所を娘一人で帰らせる気なのかい?
 危険なら危険でなくなるまで側に置いて欲しいな」
 男は暫く黙り笑顔で言う。
「確かにその通りだ。じゃあ少し話相手になってもらおうかな」
「話相手か、まあ面白い話をしてくれるなら聞く側になっても良いか」
「何故そんな上から目線なのだ?」
「だってそこはわしの指定席だからね。貸し出すからには見返りが欲しいよ?」
「成る程。それでは仕方ないか」
 二人は笑う。

 そうして娘が男の下に通うようになって、数日。
「ヒトを襲う恐ろしいバケモノは中々現われないようだね」
「ああ、困ったことだ」
 面白がる娘の言葉に男は苦々しげに答える。
「不本意そうだね。退治できないと困るのかい?」
「ああ、割とね。………しかし」
「しかし?」
「そのバケモノは本当に退治すべき凶悪なものなのだろうか」
 真剣な声。
「さて、どうかな?そのバケモノはヒトにどう思われているか興味はないと思うよ」
 返るのは沈黙。だから真剣に返す。
「そのバケモノは………凶悪ではないが、邪悪だよ?」
 男は立ち上がる。

 そして………娘がそこに通うことは、もうない。



 どうだ、特に面白い話でもないだろう。
うん?男と娘はどうなったのかって?
男はバケモノを退治しに来た人間で、娘は邪悪なバケモノだった。
そして娘はまだ生きている。
悲しい思い出なのだから触れないでくれたまえ。
………冗談だよ。そんな申し訳なさそうな顔をするな。
素直なのは良いことだが、あまり素直過ぎると困ってしまうよ。
どうなったかは秘密の方が良い気がするから秘密さ。
だが………。今もあそこに行くとあの男が居るような、そんな気はするかな。

高嶺の花

 朝、学校に行くために着替えて階段を下りる。
玄関に座り込む人影。………姉様だ。
姉様はいつも寝ているけれど、朝はいつもこうして私を見送りに来ている。
立てた片足を抱きかかえる様にして、こちらを見上げて。
そして、少し目を細めて眩しそうにしながら言うのだ。
「おはよう、双葉。いってらっしゃい」
 そう言ったあと、だらしなく横になる姉様。
「これで今朝のお仕事は終わりだ。ふう、疲れた」
 ちらっとこっちを見る。私は無視。
「あー、疲れた疲れた。布団に戻るのは面倒だねえ」
 ちらっとこっちを見る。私は無視。
「もう今日はこのままここでゴロゴロしていようかなあ」
 ちらっとこっちを見る。私は思う。
(「高値の花どころか、一山いくらのセール品だわ!」)


【高嶺の花】(たかね~はな)
意 味: 眺めるだけで、手に入れることのできないもの。
     あこがれるだけで、自分のものにはできないもののたとえ。
よくある間違い:高値の花


双葉である部屋に遊びに行ったときに「万葉は高嶺の花」という発言を見て思いついたSS
ちなみに、双葉は倹約家なのでセール品とかお買い得品は結構好きです

あ、忘れてた

と、いうわけで「答え。」の裏話
ついでに「きっかけ………あるいは原因」の話とかも

○答え。
 出会った頃からずっと、バトンやらで取り上げる度に双葉が言う「クリュの瞳が綺麗」
それはとても穏やかで暖かいクリュちゃんの視線に対する憧れと恐怖からくるものでした
双葉は色々と自分に嘘をついているところがあるので、善性を見透かされているような気がするんでしょうね
そんなわけで、最後の一文を書いたときにちょっと感慨がありました(笑)
双葉がMDで始めて会話したのがクリュちゃんですからね

 さて、これの裏話(というほどのものかは分かりませんけど)です
実は双葉とクリュちゃんは大体同じ時期に告白されているんですが、
そのクリュちゃんのお相手さんが告白しようと思ったのが「灰原さんの告白を見たから」だそうです
それを聞いた私は丁度「双葉が答えに辿り着くための助言をくれる人」は誰にすべきだろうと思考中
これはもうクリュちゃんにお願いするしかないと思い話題を振ってみると
「聞かれたらこう答えようと話してたんですよ」と返され驚愕
銀誓学園では使い古された表現ですが、本当に運命の糸だなあ、と思いましたとさ
 ちなみに、クリュちゃんじゃなければ万葉さんの予定でしたが
万葉が双葉に甘すぎるんじゃないかと悩んでいました
万葉に言ったら「わしは身内には優しいよ?」と返されそうですけどね(笑)

○きっかけ………あるいは原因
 誰にもつっこんで貰えなかった蜘蛛童が臆病すぎることに関しての話
とか書くと前々から決めてたように思われそうですが、あの子の性格はその場のノリで決まったのでこじつけです
万葉と双葉の妹としてそのうち土蜘蛛になる子なので、被ったら(私が)つまらないですしね
二人ともタイプは違いますがあんまり感情豊かに表現する子じゃないので
子供らしい子供にしてみようかなあとか、おどおどしてたら上二人とギャップがあるかなあとか
我ながら頑張ってこじつけたと思います
 勿論最後の会話の琴音ちゃんの台詞については確認と許可を貰ってます
その時に「えらく素直ですね」とか言われましたがどうでしょう?
私は万葉らしい台詞のつもりなんですけどね

 あと「目覚めのときがくる」とか書いてますけど、蜘蛛童ちゃんはもう少し蜘蛛童ちゃんのままです
「名付け」の話のあとに進化する予定です
……琴音ちゃんが巣に来る度にプレッシャーかけてくるんですよー、いぢめですよね、あれ
次はソフトボールネタ(?)でラブコメっぽく一本のつもりです

きっかけ………あるいは原因

 夕飯の時間。………といっても私は意味が無いので食事は摂らないし、蜘蛛童も同じく。なので姉様が一人で夕飯を食べる時間だ。まあ、買って持って行くのは私だし、後片付けをするのも私なのでいちいち離れるのも無駄。だから私はその場で見ている。つまり平賀家の夕飯風景は一人が食べているのを二人で見ているのが普通、となる。

 姉様の部屋に行くと、その日は蜘蛛童の姿が無かった。珍しいことだけれど、全く部屋から出ないわけでもないので気にしない。買ってきたものを渡し、食べ終わるのを待っていると、姉様が話しかけてきた。
「おかしいと思わないかい、双葉」
 唐突にかけられた言葉の意味が分からなくて、私は姉様の方を見る。こちらを見ている姉様の顔に浮かぶ表情は私が一番見慣れた表情。………何となく馬鹿にされたような気分になる笑み。でも怒ったところで喜ばせるだけだ。私は素直に聞き返す。
「………何がかしら?」
「蜘蛛童のことだよ」
 説明されても分からない。
「あの子がどうしたの?」
 違う。
「気が弱すぎると思わないかね」
 きっと考えたくなかっただけ。
「害意の全く無い子犬に怯えるのだよ?」
 だって、こんな簡単な問い掛けで分かってしまうことなのだもの。

 そう、あの子は『ヒトを襲っていた』のだ。
追い詰められて仕方なく?………違う。
では何故襲っていた?………簡単なことだ。蜘蛛童が成長する為には、ヒトを喰らう必要があるから。それは本能。
では何故本能的にヒトを襲う人喰いの化け物が、害意のない子犬にすら怯える?
………それは。

「どうしたね。息をするのも忘れて、何を考えているんだい?」
 姉様の声で我に返る。表情は相変わらず笑み。何も言わずに私は立ち上がり
「有り難う、姉様」
 今度は何も言わない方が喜ばせる気がしたから、お礼を言った。
 繕え、無様でも。………私は、大丈夫だと。

 蜘蛛童は庭にいた。そもそも臆病なあの子が、姉様からそんなに離れるわけがない。私を見て身を竦ませる蜘蛛童。近づいて行くと、蜘蛛童がどんどん緊張していくのが分かる。一歩ごとに怯えの色を深め、やがて手が届く距離まで近づくと、もはや震える事も出来ない程になった。手を触れる。撫でる。………そして抱きしめた。
 誰かが私を優しいと言う。何故そんな風に言われるのか分からないけれど。もし私が優しく見える時があると言うのならば、今この子にそう見えますように。
「ごめんなさい。私があなたを否定したから、なのよね。私があなたを止めたから。私が、あなたを、殺しかけたから………」
 私、つまり同族に成長を止められて、どうしていいか分からなくなったのだろう。そのくせ滅ぼしもせずに側に置かれて、自分が何をすればいいか、自分がどうなるのか分からなくなってしまったのだろう。
「大丈夫だから。もう、あなたが育つのを遮るものはないの。もう、あなたの思うままにすれば良いの」
 震えているのは蜘蛛童だろうか?それとも、私の腕だろうか?
「分かるはずよ、あなたになら。感じるでしょう、あなたの主の心を」
 私を恐れても構わない。子犬に怯えるのも問題は無い。例えこの世の全てを拒否しても、きっとあのヒトはそれを笑って見ているだろう。
「だから一つだけ。………自分の心のままにありなさい」
 いつの間にか震えはなくなり、私はそっと蜘蛛童を離した。立ち上がり、庭を後にする。
振り返らないのは私の勝手。これ以上は、きっと選ぶ道を歪めてしまうから。そんな責任は背負いたくないから。こんなに干渉しておいて何を今更。きっとこれはとても無様な拘りなんだろう。
「でも勝手にさせてもらうわ。私も姉様の妹だものね」
 なんだかちょっとおかしくなって、私は笑いそうになった。



「あら?」
「どうしたんだね、稲田」
「いえ、この子……そう、何だか雰囲気が変わりましたね」
「へぇ、分かるのか」
「何となく感じるだけですけど。……一体何が?」
「さて、わしも知らないよ。聞いてみたいくらいだね」
「ふむ……それで、どちらに聞きたいんですか?]
「決まっているだろう。妹にさ」



 そして………目覚めの時は来る

■自PCで恋愛ゲー!?バトン

○小ネタ
格闘ゲームバトン。琴音ちゃんのとこからとってきました。答えるのは万葉です

1:試合開始
横になっている状態からすっと立ち上がりイグニッション
鬼面をつけた頭にすっと手をやり
「さて、あとは任せたよ?」
そう言って去って行く。以降は双葉が戦う

………という小ネタを思いついたので挟んでみました。では本文へどうぞ!



実は(もなにもないかもしれないけど)恋愛ゲーってやったことないので微妙に理解してないかも
万葉の新しいお友達の山科月子さんから頂きましたバトンです
………EDが全然思いつきませんよ!
万葉って私の中では双葉の周囲にいるNPCみたいなもんなんじゃないかとちょっと思いました
双葉とか琴音ちゃんを攻略しようとすると出てくるキャラとか………背景で寝てます。きっと




■自PCで恋愛ゲー!?バトン
自PCが恋愛ゲームに登場するという設定で答えるバトンです。

【1】あなたは、攻略される側ですがOK?

わしは構わないけれど
そんな物好きはいるのかい?

【2】あなたの登場シーン(希望)をどうぞ。

双葉と知り合って家に行くと寝ている………くらいしか出会う可能性がないと思うよ
まあ、本当に運命の糸が結ばれたなら、外で出会うかもしれないね?
でもその時はあまり声はかけないで欲しいな
かけるとどうなるか?………それはかけてみてのお楽しみだ(くすくす

【3】あなたのキャラ特性をどうぞ。

定位置に出現する固定沸きモンスターかね
会いたければ、いつでもどうぞ?

【4】あなたのツンデレ成分を、オリジナルスパイスを加えて現して下さい。

ツン:0%
デレ:30%
怠惰:70%

言動を構成する感情要素ということかな?

妹がああだから、わしは八方美人を心がけているのだよ
わしらのようなバケモノは、印象が悪いと遣り辛かろう
でもそうだね、スキなヒトには甘えたいかな?
甘えたいのか面倒なだけなのか、はてさてどっちなのやら

【5】あなたの強気特性をどうぞ。
 
こだわりの一面、方向性という事らしい
こういう行動をすると好かれるとかそういうことかな?

これは勿論『楽しませてくれること』だよ
例えば?わしの想像出来るようなことじゃない方が良いなあ(くすくす

【6】あなたの好感度上昇の仕方についてどうぞ。

上がるか下がるかは運次第
飽きたら全く興味を失うけれど、また興味を持つかもしれない
すぐに諦めないことだ。わしはとても気分屋だ

【7】あなたの好みのタイプについてどうぞ。

強いヒトかな?
砕けぬ強さも受け流す強さも、等しく素晴らしいものさ
持ち合わせている者は、中々見ないけれどね(くすくす

【8】あなたのツボ(萌えシチュ)についてどうぞ。

珍しいイベントということかな?

枕を投げたり布団を引っ張ると珍しいアイコンが見れるよ
自分でやる勇気がないヒトは稲田を連れて来ると良いかな?

それと夏までに知り合っていると海のイベントCGのときに背景になぜかいるよ
話には全く関わらないがね


【9】あなたのエンディングについてどうぞ。
*難しかったので突然背後口調です

○ノーマル「変わらぬ日々へ」
放課後。いつものようにいつもの場所へ、貴方は歩いて行く
そしてそこへ辿り着くと、彼女はいつものように貴方を迎えるだろう

「やぁ、いらっしゃい。気が向いたらゆっくりしていくと良いよ」

変わらぬ日々は、やはりいつもと変わらず続いていく………
貴方の命が尽きるまでか、それとも彼女が飽きるまでか

ハッピーエンドにしてバッドエンド。そんなノーマルエンド
面白おかしいゲーム中の期間を過ぎたら辿り着く場所という感じで
高橋留美子の漫画の最終回的な(笑)


○アナザー「契約」
「………良かろう。その代償にわしに何を望む?」
彼女は身を起こし、貴方を見据えて言う
面白がっているような試すような笑顔
その笑顔に恋慕の情を抱くようになったのはいつだっただろう?
そして貴方は意を決して望みを口にした
彼女は少し目を細めて答えた
「ああ、構わないよ。では君がわしを楽しませる限り、わしは君の『恋人』だ」
自分は本当にそんなものを望んでいたのだろうか?
自問をしても答えはでない。………ならせめて、これからを楽しもう
彼女と、二人で

好感度がある一定以上あるときに「楽しませる」代償に「付き合う」ことを望めばこんな感じに
好感度があればいつでも起こせるし、起こしてもゲームは終わりません
その後もゲーム期間中はプレイできるので、他の子を攻略するなりどーぞ
万葉の反応は変わりませんが、他の子はキャラによっては同時攻略不可になったりするのでお気をつけて

【10】このバトンを渡したい5人をどうぞ。

いつものように。やりたいヒトはどうぞ
どちらかというと男性陣にやってもらいたいかねえ(くすくす

答え。

 浅野・クリューナ夢衣さんが登場しております。
登場の許可、台詞など背後さんにご協力頂きました。感謝!
ちょっとした裏話があるんですが、それは次回に。






「こんにちは、双葉」
 呼ばれてはっと我に返る。クリュ………浅野・クリューナ・夢衣、私の部屋までよく遊びに来てくれる友人だ。
どうやら考え事をしていて、来たことに気づいていなかったらしい。
「いらっしゃい、クリュ」
「今日はね、双葉に報告することがあるんだ」
 いつものように返事をした私に、クリュがちょっと照れたような、それでいて真剣な表情で言う。
何かしら?想像もつかない。もしかしたら姉様が何かしでかしたのかしら。
「あたし、清己さん……五百蔵先輩と付き合うことになったの」
「あら、おめでとう」
 五百蔵先輩のことはよく知っているとは言えないけれど、良い人だと思っている。
意志を見せるべき時を知っている人。多分、強い人。………いや、多分ではないのだろう。クリュが選んだ人なのだから。
その後私たちはたわいのない話をしつつ、クリュの持ってきたアップルパイを食べた。
私はお世辞にも食べ物の味が分かる方ではないのだが、今日のパイは何となくいつもよりも甘い気がした。

 やがて時間が過ぎ、クリュが帰る時間になった。2人だけだったので、私は玄関まで見送りに出た。
「おやすみ、双葉。またね」
「おやすみなさい、クリュ」
 背を向けて外へ出て行くクリュの後姿を見ていると、私の中によくわからない衝動が生まれた。
「………クリュ」
 何が言いたいのか、何をしたいのか、自分でもわからないままに思わず呼び止める。クリュが振り返り、不思議そうな顔をして私を見ている。暫く私たちは見詰め合っていた。
片方が混乱して周囲を全く見ていないような状況を、見詰め合うと呼ぶべきかどうかはわからないけれど。
黙ったままの私にクリュが近づいてくる。不思議そうな表情はもう浮かべていない。いつもの………いや、いつもよりも優しい表情。まるで私が何を言いたいのかわかったかのように。
「何か……聞きたい?」
 クリュの言葉に私は頷いた。そして私は自分がクリュに質問をしたいと思っていることを知る。だから尋ねた。
「………好き、ってどんなもの?」
 口に出してしまってから、何となく罪悪感が沸く。ズルをしているような気分。
クリュの綺麗な青い瞳に自分が映っているのに気づいて、落ち着かない。私が耐え切れなくなって目を逸らそうとしたタイミングでクリュが答えた。
「好きっていうのは、一緒に居たいって気持ちじゃないかな。だから――」
「………だから?」
 口を挟むほどの間があったわけではないのに、思わず口を挟んだ。何故だろう、私は焦っているようだ。
「双葉が紀流先輩と一緒にいたいと少しでも感じてるなら、あとは双葉が一緒にいようとするかどうかだよ」
「………っ」
 沢山の人が知っているのは解っていた。………筈だけど、改めて他人から言われると落ち着かない。ざわざわする。
私が混乱しているのを分かっているのか分かっていないのか、クリュが最後に付け足した。
「あたしがそう思ってるだけだけどね」
 それを聞いたときに何かがストン、と落ちたような気がした。

 『好き』は色々あるのだ。想いを抱く生き物の数だけ。いや、ひとつの生き物の中にもそれは無数にあって………きっと正解がないのだ。
違う。もしかしたら正解はあるのかもしれない。でもそんなことは関係ない。だって、おもうのは自由でするのは勝手なのだもの。
目の前にいる友達が、好きというのは一緒に居たいっていう気持ちだと言った。自問する。………うん、一緒に居たい。
灰原さんが困った顔をするのが嬉しい。私のことを考えている時の顔だから。他のときは知らないけれど、私の側でその顔をしているときは自分がそうさせたと確信できるから。
私は灰原・紀流さんのことが好きだ。それが『特別』なのかは分からないし、知らない。『特別』じゃないといけないのなら、私が決めてしまえばいい。
『あとは一緒にいようとするかどうかだよ』うん、一緒にいようとしよう。

 ………その為に、聞きに行こう。
「クリュ、有り難う」
 そう言ってクリュの瞳を見る。そこに自分が映るのが、今は怖くない。

琴音ちゃんが可愛い過ぎる件について

随分待たせたなぁ。ごめんなさい。
眠れなくてぼーっとしてたら突然最後まで書けました。
でも他人の娘さんを登場させているので閲覧をうけないと公開できません。
そんな中でぼーっと今まで書いたSSを眺めてみました。

………あれ、この姉妹、結構仲いいね?

何を今更。って小悪魔に言われる気がします。

その日から考え続けていること

 私には他の同年代の人間たちよりも沢山の空き時間がある。人間たちという言い方をしたが、銀誓学園に通う他の来訪者や………同じ土蜘蛛と比べても多いだろう。私たち土蜘蛛は巣作りという能力を持ち、その中では消耗をしない。私はその‘巣’を家にずっと張っているので時間を多く使えるという理屈だ。勿論毎日学校へ通っているので、全く消耗しないわけではないのだけれど。話を戻そう。ある日から私はそんな空き時間をひとつのことを考えることに使うようになった。

 ある日というのは2月14日。ひとつのことと言うのは『好き、ってどんなもの?』ということ。
 それを考えるのは別にはじめてというわけではない。銀誓館に通っていると、恋人たちというのを見かけることは多いし、私の周囲にもそういうヒトたちはいる。彼らはこぞって幸せだと口にする。興味を持つなと言うのは無理な話だ。とはいえ、それらは私とは関係のないものだった。だから考える度に出る結論が『わからない』でも良かった。しかし今回はそうはいかない。当事者だから。

 私は踊壺が好きだ。すーちゃんが好きだ。葵が好きだ。クリュが好きだ。琴音のことも好きだし、姉様のことも………色々言いたいことがないわけではないが、嫌いではない。認めよう。そういう意味では私は灰原さんのことは好きだ。そもそも嫌いなヒトが確実にいる場所になど行くわけがない。でも、違うらしい。『好きと愛しているは違う』『恋人への好きは別』そんな言葉を耳にする。何か特別なのだ。何か私の知らないものがあるのだ。だから私は考える。

………答えはまだでない。

勝利者の権利

聞こえてきた言葉。

「やられ方もあっけなかったな」
「案の定死んだか」
「最後まで見せ場がなかったね」

死んだ(と思う)敵にかける言葉。
名も姿も、どんな想いを抱いていたのか知る相手にかける言葉。

………そんな言葉すらかけられず死んでいった敵もいる。
そんな、ものなのだろう。

私は多分、初めて他人の死を悲しいと実感している。

「許されない」「くだらない」ゲーム

 ヴァンパイアが原初の吸血鬼になるためにゲームを始めているそうだ
それは「許されない」「くだらない」ゲームらしい
私とは運命の糸では結ばれなかったけれど、どんなものかと内容は聞いた
………私にはそれが「許されない」とは思えない。「くだらない」とは思えない
 それは「進化」
蜘蛛童が土蜘蛛になるように。貴種はそのゲームを経て原初の吸血鬼へ進化する
それは種として定められた道。その種として生まれたならば目指す階梯
本能のように高みを目指すのは「許されない」の?「くだらない」の?
 人間という種、銀誓館という集団
それとは異なる道なのでしょう。並び立つことは出来ない道なのでしょう
私がゲームと関わるのなら、全力を持って叩き潰そう

 でも「許されない」とは思えない 「くだらない」とも思えない

………私はここに在っていいの?

そして糸は結ばれる

 3か月ぶりの更新です。………宣伝しないと誰も見てくれないだろうなあと思いつつ、宣伝するのは恥ずかしいですね。SSですし
前々から言っていたネタの種がついに蒔かれました。と言っても琴音ちゃん(の背後さん)にしかわからない気がします(笑)
実を結んで収穫されるまではまだまだ時間がかかるとは思いますが、ちょこちょこやっていこうと思っています
前置きはこれくらいで。それでは平賀家に起こる大事件のSSをどうぞ
なお、稲田・琴音ちゃんの出演に関しては許可を頂き、公開前に確認等してもらいました。
PLさんに感謝いたします。


●縁のはじまり -双葉の糸-
 いつもの帰り道。学校を出て姉様の夕飯を買い、家に向かう道。私はそこを歩いていた。
自分で言うのもなんだけれど、私はあまり周りに興味はない。ぼおっとしていると言うと聞こえは悪いが、特に周りに気を払っているタイプではないのは確かだ。
だから、その音に私が気付いたのはそれこそ偶然………銀誓館の概念で言うならば運命の糸だったのだろう。
音はそろそろ山道に差し掛かり人気が無くなった道の奥から聞こえてくる。
気のせいで済ませて通り過ぎてしまいそうな音。
私がそれを気のせいで済まさなかったのは、音でなく声だと思ったから。とてもか細い「助けて」という声だと思ったから。

 声の方向へ向かった私が感じたのはまずは匂い。
「………血の、匂い?」
 足の動きが自然と速くなる。カードに手を伸ばし解放の準備。近づくに連れて濃くなる匂いと気配。
気配の主を視界に捉えた私は本来の自分になる言葉を口にする。
「イグニッション」
 気配の主は巨大な蜘蛛の姿をした決して蜘蛛ではないモノ。血と声の主は(おそらくは人間の)少女だ。
「……あ、たすけ……」
 少女は恐怖と苦痛に震えながら私に助けを求める。今自分を襲っているモノと私が同類だとは知らずに。
そのことを教えたらこの子はどんな顔をするのだろうと、ふと思う。
「もう大丈夫よ」
 人に仇なすモノを滅ぼし世界結界を守る。………それが私の使命。
私は敵へと近付き、赤手を振るった。

●縁のむかうさき -万葉の糸-
 いつもの時間。外に出ていた妹が、家に帰ってくる時間。そろそろだなと思いながら、わしはまどろみの中にいた。
自分で言うのもなんだが、わしはあまり妹に好かれてはいない。「そんなことありません!」という誰かの顔がよぎるが、少なくともそういう態度なのは確かだ。………それが本意かどうかは本人に聞かないとわからないがね。
だから、その声が聞こえたとき、わしは耳を疑った。
声は玄関から聞こえてくる。
聞き間違えるはずがない声、大切な妹の声。
わしが耳を疑ったのは、その声があまりにも悲痛な、自分を呼ぶ声だったから。

「おや、どうしたんだね?」
 驚いていてもいつもと同じ声が出せる。きっと表情もいつも通りの笑顔なのだろうね。
そんな姉に妹が語りかける。悲痛な、すがるような声で。血塗れの姿で。
「姉様、お願い………この、子が………死んでしまうから」
 何があったのかと問うより先に思うのは、予想が外れたということ。そしてまた、予想通りだということ。
何故なら、妹が自分に何かを願うことはきっとないと思っていたから。しかし、願うとしたら本人以外の何かの為にだと思っていたから。………だからわしは冷酷な言葉を吐く。
「それは自分の為かい?」
 崩れそうだった姿が、急に力を取り戻す。声は震えたままだけれど、さっきまでとはやはり違う。
「ええ、私の為に。………私は自分が殺したと思いたくないから、この子の生を望むの」
 顔に自然と笑みが浮かぶのが分かる。妹が今確実に己を傷つけるのを見て、嬉しいと思ってる。
ならば何があったかなど、意味はない。必要もない。その覚悟に応えるだけだ。妹の覚悟に応えるために、わしは本来の力を解き放つ。
「ならば良いよ。………力になろう、お前の為に。イグニッション」
 妹が抱く瀕死の蜘蛛童に手を伸ばし、繋がることを念じた。目に見えない何かが自分と蜘蛛童の間に結ばれる。
そして再び力を収めると蜘蛛童は姿を消した。
「………姉様?」
「大丈夫、面倒はわしがみるよ。わしなりのやり方で、だがね」
 そう言ってわしは妹の顔を見ずにいつもの場所へと戻る。………これくらいはサービスしてあげよう。

●そして糸は結ばれて。
「こんばんは、万葉せん……きゃ」
 いつものように主様のお部屋に入った私を待っていたのは、いつものように横になった主様………だけではありませんでした。巨大な蜘蛛の姿をした使役ゴースト、蜘蛛童。それが飛び掛かってきたのです。思わず悲鳴を上げた私を見て主様は笑います。
「やぁ、いらっしゃい。いきなり懐かれているね」
「え?あ、はい。……ええと、先輩のご一族ですか。光栄です」
 どうやら新しい家族が増えたみたいですね。この家に来た以上何が起きても、一度びっくりしたら後は大抵納得出来てしまいます。
撫でてやると擦り寄って来ます。ただ、イグニッションしていない身にこの歓迎は少し辛いです。そんな私の気持ちを感じ取ったのか、蜘蛛童は離れてくれました。
「……急にどうなさったんですか?」
 主様のことですから納得は出来ましたけど、気にはなるので聞いてみました。答えが返るも八卦返らぬも八卦、そんな心持ちです。
「ああ、急に気が向いてね。酔狂で連れてみることにしたのだよ」
 そう言った万葉先輩の笑顔は、理由なんてどうでも良くなるくらいに素敵でした。多分、聞かなくてもいい理由があるのでしょう。

【大切な人バトン?】From稲田・琴音 By双葉

■あなたに好きな人はいますか?
………まあ、いるわよ

■送り主の好きな食べ物は?
知らないわね

■送り主と出合ったきっかけは?
姉様と主従関係だからよ

■今の印象は?
最初は心配もしたけれど
………最近は姉様に似てきているのではないかと思っているわ
似た者同士なら、まあしょうがないのでしょうね

■送り主と友達でいたい?
………そもそも友達というわけではないわね

■送り主のいいところは?
真剣なところかしら。真面目ね

■送り主のダメなところは?
………ヒトを見る目はないのではないかしら
少なくとも大きな失敗をしているわ

■あなたの大切な人を10人。
回す相手よね?ブログを持っていて更新しているヒトだと社長、葵、クリュ、琴音くらいね

【キャラに突撃取材バトン】From浅野・クリューナ夢衣 By双葉

浅野さんから回ってくるバトンはいつも双葉には辛い気がします(笑)

【キャラに突撃取材バトン】

・あなたのPCの家に、いきなり誰かが取材に来ました。キャラの気持ちになりきって答えて下さい。
・最後は、○○さん宅の○○ちゃん!という風に指定つきで送って下さい。

1.こんにちは!突然ですが、取材していいですか?

「………まあ、良いわよ」

2.えーと… じゃあ、まず…お名前と性別、誕生日を。

「平賀・双葉、女ね。誕生日は11月11日ということになっているわ」

3.好きなものは、なんですか?

「………特にないかしら」

4.それでは…嫌いなものは、なんですか?

「特には思い浮かばないわね」

5.生きてきて、一番うれしかったことは…何ですか?

「………………踊壺に会えたことかしら」

6.では、反対に…一番悲しかった、腹が立ったことは?

「悲しいことなんてないわね」

7.なるほど。では、今現在一番の仲良しと言えば?

「………すーちゃん」

8.今、自分の置かれている周りの環境について…どう思いますか?

「特に何とも。幸運にも生きている、という感じかしら」

9.自分に合うと思う曲とか、ありますか?

「思いつかないわね」

10.最後に…今、一番会いたい人に、メッセージを…!

「………有り難う、かしら。故郷でお幸せに」

11.お疲れ様でした。取材ありがとうございました!

「どういたしまして」

12.また別の方を取材したいのですが…誰か紹介できる方は、いますでしょうか?

「社長と葵くらいかしら」

【大切な人バトン?】From稲田・琴音 by万葉

■あなたに好きな人はいますか?
うん、いるよ

■送り主の好きな食べ物は?
さて、知らないね

■送り主と出合ったきっかけは?
稲田は蜘蛛の巣にかかってしまった憐れな犠牲者だよ。絡まり過ぎてどうしようもなさそうだ(くすくす)

■今の印象は?
聡くて可愛い子だね。でも一言で表すならこうだろう『面白い』

■送り主と友達でいたい?
友達よりは今の関係で、かな

■送り主のいいところは?
面白いところだよ。これ以外に表現する言葉を知らないね

■送り主のダメなところは?
この手の質問が一番困るね。思いつかないよ
何をしようと稲田・琴音の要素である以上、ダメだとは思わない

■あなたの大切な人を10人。
偶には秘めて置こうか。そんな気分だ

【キャラに突撃取材バトン】From浅野・クリューナ夢衣by万葉

【キャラに突撃取材バトン】

・あなたのPCの家に、いきなり誰かが取材に来ました。キャラの気持ちになりきって答えて下さい。
・最後は、○○さん宅の○○ちゃん!という風に指定つきで送って下さい。

1.こんにちは!突然ですが、取材していいですか?

「嫌だ。………と答えそうらしいよ、わしは」

2.えーと… じゃあ、まず…お名前と性別、誕生日を。

「………めげないヒトだね?平賀・万葉、女の子だよ。誕生日は覚えてないな暫く前だったはずだけど」

3.好きなものは、なんですか?

「面白いものだよ」

4.それでは…嫌いなものは、なんですか?

「退屈だね」

5.生きてきて、一番うれしかったことは…何ですか?

「生き別れた家族に会えたことかな?まさか会うとは思わなかったから余計だね」

6.では、反対に…一番悲しかった、腹が立ったことは?

「悲しかったのは家族と死に別れたこと。腹を立てた記憶はないな」

7.なるほど。では、今現在一番の仲良しと言えば?

「妹と言いたいところだが、嫌われているからねえ。相思相愛なのは稲田・琴音だよ(くすくす)」

8.今、自分の置かれている周りの環境について…どう思いますか?

「愉快で楽しいね。面白いヒトが多いから飽きないよ」

9.自分に合うと思う曲とか、ありますか?

「さて、音楽には詳しくないからわからないね」

10.最後に…今、一番会いたい人に、メッセージを…!

「これからも楽しませてくれたまえ。……・・・誰宛かって?これを見ているヒトさ(くすくす)」

11.お疲れ様でした。取材ありがとうございました!

「ご苦労様だね。気が向いたらゆっくりしてから帰ると良いよ」

12.また別の方を取材したいのですが…誰か紹介できる方は、いますでしょうか?

「灰原、鐶葉、国府津、黒星がブログを持っているね」

『この世界は、大丈夫。――皆がいるから』

7月9日
『皆』に私は入っているのかしら。
大丈夫と言われる程のモノが私にあるのかしら。
一般人になるというヒト。能力者が守るべきものになるヒト。
………きっと入っていると思ったから、思ってしまったから。

どうしたら良いか、わからない。

『残る高校生活を大事に』

どうしたら、大事に出来るのだろう。

お団子のある日

このSSは稲田・琴音さんのブログ「銀と灰色の世界にささやかな黄金の青春を」の
5/26「ソフト大会翌日」を受けて書いたものです。出来ましたら、そちらを先にお読み下さい。
………ちなみに私の能力不足によりリンクが張れないので図書館から行くとかの方法になります、すみません。
万葉のステシの感情にいる運命の糸の子ですね。
っていうかここを見るヒトで琴音ちゃん知らないヒトはいないかな?(笑)

 平賀・双葉は困惑していた。普段クールだ、動じないだのと言われる娘ではあるが、全く心を動かさないわけでもない。特に理解できないことを嫌う性質のために『分からない』ことがあると一生懸命に考える。………一心に。
その様はまるで『親の敵を見つけてどうやって苦しめてやろうか』と考えている復讐者のものであったが、幸い周りにヒトはいなかった。琴音の言葉を思い出す。
「双葉先輩、これ……ソフト大会でのご活躍のお祝いです。私と……万葉先輩で作りました」
 まず活躍のお祝いと言うのが分からない。特に勝ち進んだわけでもないのだ。琴音はホームランを打ったから、と付け加えていたが、頻繁にある出来事だ。そんなことを祝うものなのだろうか?………祝うのだろう。双葉はそう結論付けた。自分はお世辞にも世慣れしているとは言えない。それに比べて琴音はどうだ、礼儀も正しく、おそらくきちんとした躾と教育を受けている。そんな琴音が祝い事について間違えるわけがない。きっと日本では『ホームランを打つと三色団子で祝う』のだ。銀誓学園で培った『目の前の出来事をありのまま受け入れる姿勢』と双葉生来の『思い込みの激しさ』そしてちょっとの、本人も意識していない『琴音への劣等感』が結びついた結果だった。
 次に考えることは団子の処理。捨てる等と言う選択肢は最初からない。食べ物は大事にするものだと双葉は思っている。だからこそ、必要の無い自分は食べないという姿勢を貫いているのだが、今は関係ない。贈り物を無駄には出来ない。しかし………
(「これを作るの、姉様も手伝ったって言っていたわね」)
 周囲がどう思っているかは知らないが、双葉にとって姉が手伝ったこと自体に不思議は無い。平賀・万葉は好きな相手が本人の為に望んで頼んだことを断ることはしない。………そういうヒトなのだと思っている。問題は姉が贈り物として作ったということ。それを姉と食べると言うのもおかしい。と、なると一人で食べないといけない。そして一人で食べるには、
(「………量が多すぎるわ」)
 悩んだ末に双葉はそれを学校で昼食代わりに食べることにしたのだった。
「………どれが姉様の作ったものかしら」
 つい口に出してしまい辺りを見回す。幸い、人間はいなかった。

「………人間は、ね」
 くすくすと言う笑い声は誰に聞かれることもなく、消えた。

【おまけ】
 ある日の昼休み、遠古鴫(をこしぎ)キャンパス高校1年7組にて。少女がカバンから箱を取り出す。それ自体は何の不思議もなく、注目することでもない。しかし少女のクラスメイトがそれを目に留める。普段、少女はお弁当を食べることはない。いつもコンビニの袋からパンかおにぎりを取り出すところだ。なので少し気になって見てみる。少食な少女に似合った小さな箱に入っているのは三色団子。当然だが疑問が浮かぶ。クラスメイトは少し悩んでから声をかけて聞いてみることにした。少女は愛想はないが、必要な受け答えはするし、質問への返事くらいはする子だ。
「………ねぇ、どうして三色団子なの?」
 少女がくるりと振り返り、さも当然のことのように答える。
「ホームランを打ったからお祝いよ?」
「そ、そう。打ってたものね、ホームラン」
 クラスメイトはそう返せた自分を褒めてあげたいと思った。

絆の日。の話

 平賀姉妹は「土蜘蛛は皆家族のようなもの」と言っています。
じゃあ何故万葉は双葉だけを妹と呼んで、双葉は万葉だけを姉様と呼ぶのか。
………というお話です。
実は書く(というか思いつく)までは特に決まってませんでした。何か重要そうなのに。
一応姉妹とか義姉妹とかは抱かないでおこうとは初期から決めていたんですが。
こんな理由からだったんですね。あと、万葉が眠った理由も一緒に決まりましたね。
 と、いうわけで平賀姉妹における『家族』とは
『大事な想い、考え方を託し、それを抱いてくれた相手のこと』となります。
必ずしも共有する必要はないようです。
 そしてついでのように決まった万葉の理由。
万葉の時代にいた運命予報士(のようなものの運命予報で
『未来に繋がっているらしい』と知った万葉はとても興味を惹かれたので
周りを放っておいて封印の眠りについた、となります。
身勝手で万葉らしい良い理由になったかなーと思います。
 当然ですが万葉に懐いている甘えん坊の蜘蛛童は双葉ですね(笑)
蜘蛛童の頃は素直に擦り寄ったりしていたようです。………まあ子供ですしね?

 ここからはおまけ。の解説
万葉が眠った直後の「万葉に運命予報をした少女」と、
偶に話題にのぼる「苦労して万葉の補佐をしていた青年」のお話。
青年の方はもっと黒星さんのような出来る男を予定していたんですが、
ずれちゃいましたね。素直っぽいというか何というか。
まあ、曲者ではあると思うんですけど。
混乱をはじめた山の化生と運命予報に導かれた古い能力者が対峙する
………とかTRPGのシナリオにできそうですね(笑)
青年については双葉を育ててくれた人にしようかなーとかまあ色々。
土蜘蛛×魔剣士か鋏角衆×魔剣士の予定です(?)
勿論もう故人なんですが。

絆の日。のおまけ

 人里離れた山奥の屋敷の中を青年が歩いている。平時を知る者がよく見ればその表情に焦りと苛立ちがあるのがわかったかもしれない。やや目つきが鋭すぎるものの、美男子で通る顔立ち。戦う術を持つ者特有の隙のなさが歩く様からも見て取れる。屋敷の片隅の小さな部屋の前で青年は足を止めた。
「………こんなところに居たのか」
 ふすまを開けて中へ。そこにはこの屋敷では最も珍しい生物、人間がいた。見た目はまだ少女と呼ぶべき年齢の人間。屋敷はとある土蜘蛛のものであり、暮らすのはその土蜘蛛を主と………内心ではどうかはともかく、呼ぶ者たちである。獲物でしかない人間が住むには危険すぎる場所だ。しかしその少女は危険を全く感じていないかのように振舞う。
「何か御用ですか?」
「何かも何も……。先ほど主様が眠りにつかれたぞ」
 それで全て分かるだろう、とばかりに言葉を切る青年に、少女が不思議そうな目を向ける。
「お前には先見の力があるのではないのか?」
「望んで見る事は出来ませんから」
 ため息を吐いて続ける青年。
「お前がここで生きていられたのはお前を主様が気に入っていたからだ。眠りにつかれたことを知るのは今は俺だけだが、そのうち知れ渡る。そうしたらお前の命などすぐに消えるぞ」
 それに少女はポンと手を打ち返す。
「ああ、そうですね」
「………今山を下りればわざわざ追う者もいないだろう。早く行け」
 ずっと笑みを浮かべていた少女の顔が驚きに変わる。
「心配して頂けるとは思いませんでした。てっきり嫌われているかと」
「心情だけを言うなら嫌いだ、安心しろ。人間な時点で気に食わないのに、その上主様を失わせるきっかけとなった者を嫌わないわけがない」
「では何故………?」
「主様はお前を気に入っていた。それが無駄に死ぬことを俺は望まない。………さっさと行け」
 表情を笑みに戻し、少女が立ち上がった。そのまま部屋を出て外へと向かい………ふと立ち止まると振り返って青年に問う。
「その忠誠をもって、共に眠りにつこうとは思わなかったのですか?」
 終始不機嫌そうだった青年の顔が笑みを作る。それは皮肉げなものだったけれど。
「そんなつまらないことをしたら愛想をつかされてしまうさ」
 言葉は確かに、楽しんでいる風だった。

【あてはめバトン】From稲田・琴音 By平賀姉妹

 「平賀姉妹」で1人にされてしまった2人が答えます(笑)
黒い転校生みたいに背中合わせになって回答しています。

………勿論冗談ですよ?

あてはめバトン
ルール
まわりの人を問題にドンドンあてはめていって下さい
☆★一度自分で受け取ったら絶対やるコト!後逃げは禁止★☆

お父さん
万葉:鐶葉かな?どうしようもなくなったら養ってくれるそうだから(くすくす)
双葉:………大将かしら

お母さん
万葉:家事をしてくれる双葉がお母さんだねえ
双葉:すーちゃんは良いお母さんになると思うわ

お兄ちゃん
万葉:黒星かな。頼れるという意味で
双葉:南先輩かしら。理由もなく思い浮かんだのだけれど

お姉ちゃん
万葉:(じっと双葉を見つめ)
双葉:………まあ、姉様ね
万葉:おっと、わしも答えないとね。名木はからかい甲斐のある良いお姉ちゃんだよ


万葉:弟というのは撫でるものだよね。灰原だよ
双葉:それならシグルドを撫でたいわね


双葉:(ちらっと見)
万葉:うん?双葉に決まっているよ(くすくす)
双葉:葵………ね

おじいちゃん
万葉:黒山が盆栽を育てているととても似合うと思うね
双葉:灰原さんかしら。枯れてると言われると喜ぶからサービスよ

おばあちゃん
万葉:国府津がとても可愛いおばあちゃんになりそうで楽しみなのだ
双葉:………寝たきりの姉様

双子
万葉:現代の人物では思い浮かばないかな
双葉:知り合いに双子はいないわね

先輩
万葉:灰原が確か先輩だったかね?
双葉:門丘先輩ね

後輩
万葉:稲田は後輩という感じだねえ
双葉:………駿介かしら?最初、同級生だと思っていたのよね

上司
万葉:鐶葉に中間管理職の座をあげよう
双葉:社長は上司よね

部下
万葉:これは稲田と言っておくべきところだね(くすくす)
双葉:思いつかないわ

先生
万葉:グレイクは教師っぽいよね。適しているかどうかは知らないが
双葉:………悪党院先輩

王様
万葉:王座が似合いそうな者は思いつかないねえ。王座に納まりそうなのなら思いつくのだが
双葉:弄られの王様?
万葉:ああ、それも良いね?

女王様
万葉:土蜘蛛に女王と問うのかね?自らに連なる女王と答えよう
双葉:まあそうよね

王子様
万葉:白馬の………ふむ、浅野かな?
双葉:童話の王子様の格好、汀に似合うのではないかしら

お姫様
万葉:国府津だね。気品もある
双葉:姉様かしら。何もしないくせに目立つ類の
万葉:おや、嬉しい。双葉に褒められるとはね
双葉:………。

騎士
万葉:うーん、鐶葉かな?騎士たる高潔なる魂を持つ者よ(くすくす)
双葉:碓氷先輩かしら。………なんとなく

魔法使い
万葉:ぶかぶかの衣装をまとった稲田。可愛いと思わないかね?
双葉:悪党院先輩ね。あのヒトは実際に魔法を使うわ

賢者
万葉:グレイクかな。偏屈そうで丁度良いだろう(くすくす)
双葉:黒星先輩かしら

なんでも屋
万葉:灰原の職業がそんな感じだったね
双葉:門丘先輩。武雷団ってなんでも屋さんなのよね

宇宙人
万葉:霧島だねえ
双葉:宇宙人………?

天使
万葉:稲田・琴音。天使のように愛らしい
双葉:褒め言葉になるかしら。………社長ね

悪魔
万葉:稲田・琴音。悪魔のように知恵が回る
双葉:………。姉様?

堕天使
万葉:双葉かな?土蜘蛛のことだからね(くすくす)
双葉:琴音ね。そろそろ取り返しがつかないわよ

神様
万葉:これはわしのことなのだろう?(くすくす)
双葉:なにもしないものね

未確認生命物体
万葉:ファンガスかな。この目で見たことはない
双葉:………社長のお料理

♪まわす5人♪
双葉:ご自由に
万葉:知り合いが少ないと辛いね、これは

【あいつバトン】From燕糸・踊壺 By双葉

あいつバトンって本当に終わりませんね(笑)
次回のあいつバトンは特別版
『From万葉 By双葉&From双葉 By万葉』をお送りします。………多分

■ あいつの名前を教えて下さい。
燕糸・踊壺。社長と呼んでいるわ。

■ ぶっちゃけあいつとどういう関係?
何と言って良いのかわからないけれど。
社長は親友とか、お姉さんのようなものだと言ってくれているわね。
………それは、嬉しい。

■ あいつを色で例えると?
夜を照らす星の色。

■ あいつを四文字熟語で例えると?
戮力同心。

■ あいつの良い所、ひとつ教えて
信念の、想いの強さ。

■ あいつの嫌いな所、ひとつ教えて
嫌いなわけではないのだけれど。
………料理が………うぅん、何でもないわ。

■ あいつに唄わせたい歌は?
『Blow'in in the Wind』

■ あいつと遊びに行くならどこ?
何処にでも。

■ あいつと一日入れ替わったら、何をする?
………料理をしてみるかしら。
あとはヒトに出会ったら困るから隠れていると思うわ。

■ この場を借りて、あいつに言ってやりたい事があれば
いつも本当に有り難う。
私も、好きだから。

■ 自分のことを言わせたい5人
いつものように、誰でもどうぞ。

【取扱説明書万葉編】

本製品名:万葉
対象年齢:自我の未熟なお子様には近づけないで下さい。悪影響があります 
適正動作環境:土蜘蛛の巣と布団をご用意下さい 
製造元:不明
製造:土蜘蛛の女王
保証期間:保証しかねます
価格: お金はあまりかかりませんが所持する場合、貴方の人生を棒に振る覚悟が必要です

【以下の動作方法】
*基本的に眠っています

話す:
興味を引く話題をふれば会話にはのってきますが、話題よりあなたに興味を抱かれた場合は覚悟して下さい
様々な手段で遊ぼうとします

誘う:
興が乗れば何処にでも行きますが、逆に言うと興が乗らない限り何処にも行きません
巣の中での使用に留めるのが現実的です

笑わせる:
普段から微笑をしていますが、笑うときは意外と大声です。周囲の人の迷惑にならないように気をつけて下さい

泣かせる:
怒らせる:
この機能は未実装です

謝らせる:
謝罪を求めれば特に問題なく謝りますが、貴方が満足するかどうかはお約束できません

倒す:
普段から倒れています。大抵の場合殺害しようとしても特に抵抗はしません
精神的に屈服させるのは不可能です

相談する:
自分にとって楽しいかどうかだけしか追求してくれません。やめた方が無難でしょう

騙す:
騙そうとするととても喜びます。ただし、その行為は貴方の健康を損なう可能性があります、ご注意下さい

味方にする:
苦労すると思われますが、苦労に見合った効果があるかは保証しかねます

服従させる:
無理です

【メンテナンス】

故障かな?と思ったら:
ただ寝ているだけの可能性が高いので、興味をひくようなことをしてみましょう

エネルギー:
巣さえ張りかえれば、あとは何も与えなくても大丈夫です
が、定期的に楽しませないと休眠してしまいます

ケアの仕方:
楽しませることが重要ですが、自信が無い場合は放置しておきましょう
勝手に面白いことを見つける場合があります

故障してる例:
大抵故障に見せかけているだけです

修理の仕方:
ほおっておきましょう。「寂しいよ?」とか言われても相手をすると馬鹿を見ます

【本製品に関するお問い合わせ(回す人七人)】
ご自由に

絆の日。

 ふと思いついたので突然SSです
ついでに出来事。の「再会、はじめまして。 」を修正(主に万葉の口調)

 薄暗い部屋の中に娘が一人。歳の頃は17,8に見えるが浮かべる表情はそれより上ではないかと思わせるものだ。娘は部屋の真ん中に座り、時折言葉を掛けつつ隣にある何かを撫でている。撫でられているのは1m程度の巨大な蜘蛛の異形、蜘蛛童。撫でている娘も人ではなく、土蜘蛛と呼ばれる化生であった。美しい化生は異形を愛しそうに撫でつつ語り掛ける。
「今日はお別れを言いに来たのだよ、名も無き蜘蛛童」
酷薄な笑みを浮かべつつ、優しく目を細める。
「君も知っているだろう。土蜘蛛の中に来て暮らすあのおかしな人間、アレが面白いことを言うのだよ」
愉快でたまらないと喉を鳴らして笑う娘。その様に込められた親愛の情を感じたのか、異形の蜘蛛は娘に擦り寄る。
「あはは。甘えん坊だね、君は。アレが言うにはね『遥か遠くの未来に貴女と繋がる糸があるのが見える』らしいのだよ。………だから、わしは眠りにつくのだ。蜘蛛としては糸の先に何があるか、とても興味があるからね?」
娘はぎゅっと蜘蛛を抱く。………まるでそれが最後の抱擁かのように、それが最後であっても後悔のないように。そして蜘蛛から身を離した娘は、言葉を紡ぐ。
「君にわしの考えを一つ、伝えよう。それをどうするかは君次第。己のモノとしても良いし、使わずとも良い。捨てるのも好きにしたまえ。………ただ、それを抱く限り、わしと君は家族だ」
大切な、絆の言葉を伝える。
「『おもうのは自由、するのは勝手』………何を思うのか。全ては自由、決して己以外に束縛されるものではない。そして何をするのか。全ては勝手、決して己以外に理由を求めるものではない」
言い終えた娘は蜘蛛の側を離れ、出て行った。もう語る言葉はないと、振り向くこともなく。部屋に残されるのは静寂と独りの蜘蛛のみ。

【あいつバトン】は終わらない。From浅野・クリューナ夢衣 By平賀姉妹

 姉妹そろって回って来た【あいつバトン】一気に答えます

■あいつの名前を教えて下さい。
双葉「浅野・クリューナ夢衣。クリュよ」
万葉「浅野だね」

■ぶっちゃけあいつとどういう関係?
双葉「………友達よ」
万葉「獲物のうちの一人だね」
双葉(睨む)
万葉「おや、怖い」

■あいつを色で例えると?
双葉「綺麗な青。何度も言っているわね」
万葉「白かな。実は見つめていると目に毒だよ」

■あいつを四文字熟語で例えると?
双葉「落月屋梁。………情が深い子だわ」
万葉「冷眼傍観かな。浅野は大人しいよね」

■あいつの良い所、ひとつ教えて
双葉「優しさかしら。色んなヒトに慕われているわ」
万葉「たまに強力な一撃を放ってくれるところかな。善意だけにわしには出来ない」

■あいつの嫌いな所、ひとつ教えて
双葉「………たまに、強情なところ?」
万葉「よく出来た子過ぎるねえ(くすくす)」

■あいつに唄わせたい歌は?
双葉「ヒトを想っている心情を歌った歌、かしら。きっと良い歌になるわ」
万葉「希望に満ち溢れた歌が似合うと思うよ」

■あいつと遊びに行くならどこ?
双葉「………これも何度も言っているけれど、クリュに任せるわ」
万葉「双葉の夢の中とかどうかね?」

■あいつと一日入れ替わったら、何をする?
双葉「人目につかないところに隠れているわ。私では違和感がありすぎるから」
万葉「双葉とお話しに行くかな?」
双葉「………見破って追い返すわ」

■この場を借りて、あいつに言ってやりたい事があれば
双葉「………今更ここで特別に言う言葉はないかしら」
万葉「可愛い妹を頼むよ?」

■自分のことを言わせたい5人
自由にどうぞ。まあもうあらかた答えてると思うので………

【あいつバトン】From灰原紀流 By万葉

 ついさっき気付いたのだが、見たヤツというとわしも該当してしまうのだよね

■ あいつの名前を教えて下さい。
灰原・紀流だよ。

■ ぶっちゃけあいつとどういう関係?
悩める青年と見守る美女だね(くすくす)

■ あいつを色で例えると?
灰色。………昔は白かったのだろうね?

■ あいつを四文字熟語で例えると?
自己嫌悪。していそうだからね。

■ あいつの良い所、ひとつ教えて
からかうと可愛いところかな。

■ あいつの嫌いな所、ひとつ教えて
贈り物を握りつぶすのは感心しないな(くすくす)

■ あいつに唄わせたい歌は?
ハングリースパイダー。
灰原ならどんな選択をするのだろうね。

■ あいつと遊びに行くならどこ?
灰原のお仕事の様子を見学してやりたいね。
助手というのかな?

■ あいつと一日入れ替わったら、何をする?
事務所とやらで寝ているよ。

■ この場を借りて、あいつに言ってやりたい事があれば
………まぁ、こんなとこだ、精々楽しみたまえ

■ 自分のことを言わせたい5人
ここで終了だよ。

【あいつバトン】From国府津里香 By万葉

 あいつバトンってやりだすと大変だと気付いた背後(遅)

■ あいつの名前を教えて下さい。
国府津・里香だ。

■ ぶっちゃけあいつとどういう関係?
友人だよ。

■ あいつを色で例えると?
浅黄色、萌黄色。

■ あいつを四文字熟語で例えると?
傾国傾城。美女だよね。

■ あいつの良い所、ひとつ教えて
親しみやすいところかな。

■ あいつの嫌いな所、ひとつ教えて
可愛いところ。嫉妬してつい弄ってしまうのだよ(くすくす

■ あいつに唄わせたい歌は?
それでは恋の歌を。一緒に歌おうか?

■ あいつと遊びに行くならどこ?
何処でも楽しいとは思うがね。
自然の豊かな、山奥などの温泉というのは良いと思うよ。

■ あいつと一日入れ替わったら、何をする?
「わたしはかわいいんだにょー」と言いながら練り歩こうか。

■ この場を借りて、あいつに言ってやりたい事があれば
わしも好きだよ、里香。


(………どこのイチャイチャカップルだBy背後)
■ 自分のことを言わせたい5人
省略。

【自己紹介バトン】From浅野・クリューナ夢衣 By双葉

 クリュちゃんからバトンです。嘘偽り無くって双葉には難しいですよ(笑)

【自己紹介バトン】
・ 3日以内に書く
・ 嘘偽りなく
・ アンカー禁止
・ 回した人はちゃんとその人がやったかを見に行く
・ 書いてない人には罰ゲーム


■回す人5人
ご自由にどうぞ。

■あなたの名前
平賀・双葉。

■あなたの年齢
15歳………かしら?実年齢がどの程度なのかはちょっとわからないわね。

■好きなもの
特にこれと言って好きなものなんてないわ。
「嘘偽りなく、だそうだよ?」
………歌。

■今現在恋人は?
居ないわね。

■好きなタイプ
………特には。
「社長さんというのはどんなヒトなのだい?」
……眩しいヒト、かしら。

■嫌いなタイプ
別にないわ。
「変態は?」
好きなわけないでしょう?

■好きな映画
見ないからないわね。
「勉強のために恋愛映画でも見たらどうかね?」
………一人で見ると良いわ。

■好きな音楽
………これはわからないわね。

■送り主を色にしたら?
青かしら。………瞳が綺麗よ。

■回す人を色にしたら?
………灰色とか、黒とか。
「誰のことだい?」
姉様かしら。

■好きな食べ物
好き嫌いはないわよ。出来れば安い方が良いわね。

■バトンやらなかった場合それぞれの罰ゲーム
最近流行の人間椅子?
「流行っているのは特定の個人だけだね」

※回してくれた【指定】を【】の中に入れて答える事。
※次に回すその人に【】する事。
指定  →【明るい人】

1.最近思う【明るい人】
最近というと難しいわね。
社長とか葵は明るいわ。辛いことだってあるでしょうに、強いわね。

2.この【明るい人】に感動
4/1に南先輩から来た連れ出しのお手紙はちょっとした感動だったわね。
………背後がどうしても言いたかったそうだわ。

3.直感的【明るい人】
………これってだいたい1と同じ回答になってしまうのではないの?
まあ、やっぱり最初に浮かんだのは社長ね。

4.この世に【明るい人】が無かったら
………これは挙げたヒトがいなかったらということ?
だとしたら、私はここにいないかも。

5.【明るい人】を譲渡するとしたら誰にする?
………質問がよく分からないわ。
そもそも私が誰かにあげるヒトなんていないし。

6.回してくれた人について何か書いて
新BUおめでとう、可愛いわね。
やっぱり瞳が綺麗だと思うわ。

次に回す5人を【】つきで。
………【面白いヒト】?
「発想がわしに似てきたね?」
………………。

【あいつバトン】From鐶葉・桂 By万葉

あまりにも面白かったから、持ってきてしまった。

■ あいつの名前を教えて下さい。
鐶葉・桂。またの名をロリコン。この前は椅子だったね。

■ ぶっちゃけあいつとどういう関係?
獲物と、捕食者……らしいよ?

■ あいつを色で例えると?
うーん、緑かな。とても目に優しい。

■ あいつを四文字熟語で例えると?
不撓不屈。頑張って欲しいね、応援しているよ。
まあ、わしの応援などなくとも強く生きていくのだろうがね。
むしろわしなどが応援しては気苦労が増えるだけやもね?

■ あいつの良い所、ひとつ教えて
強いところかな。大好きだよ?

■ あいつの嫌いな所、ひとつ教えて
女心が判らないところだね
傷つくようなことを何度も言われたなぁ(くすくす)

■ あいつに唄わせたい歌は?
だんご だんご だんご だんご だんご大家族♪
(中略)
嬉しいこと 悲しいことも 全部丸めて♪

リクエストに答えてみたよ。
鐶葉は童謡でも歌って幼い子を誘き寄せれば良いね。

■ あいつと遊びに行くならどこ?
おんぶしてもらって遊園地だね。

■ あいつと一日入れ替わったら、何をする?
寝ているよ。

■ この場を借りて、あいつに言ってやりたい事があれば
これからも懲りずに遊びに来て欲しいな?

■ 自分のことを言わせたい5人
これはもう好きにどうぞだね。

Don't Say ’Lazy’

 社長こと燕糸・踊壺ちゃんに双葉さんに合いそうなの、と紹介された曲
「Don't Say ’Lazy’ 」けいおんというアニメ?のEDだそうです
そっちは見たことはないんですが。………黒髪の子が美人ですね
タイトルを見るとどっちかというと万葉を思い出す曲ですが(笑)
「大切なのは自分可愛がること自分を愛さなきゃ人も愛せない」
とかその辺りの歌詞かな?………うん